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  • 全体の振り返り

    September 9, 2023 in Japan ⋅ ⛅ 25 °C

    何とか新横に着く前に終わらせたい()

    今回の旅は、出札補充券で行く窓口巡りの旅と言うことができます。
    この補充券というのが、本当にオタクを極めないと中々手にすることのない切符で、本来使うことはないものとして扱われているものです。そもそも注文から実際に購入するまでに数日〜1週間はかかるし、改札は必ず有人窓口を通らないといけない。保管もちゃんとしなきゃいけない。自動改札を通せる切符も数枚使いましたが、ありがたみがよく分かります。
    でも、これだけの多経路を指定しないと買えない切符なので、おそらく全く同じ切符が買われることは金輪際ないと思います。そういう意味では、世界に1枚しかない(可能性が高い)非常に貴重な切符ということになります。さらに、普通の切符よりも大きい紙の上に、次々と貯まっていく下車印。規格が統一されていない判子1つ1つに、その時その瞬間の思い出が宿ります。ほんと、規則で使用が終わると回収されてしまうのが勿体ない切符です(途中下車して失効を待つことで事実上持ち帰りが可能。私も今回そうする)。

    出札補充券の使用も窓口の利用も、その場その場にいる駅員さんの対応を必要とするものです。大抵は『はいどうぞ』『ありがとうございます』で終わるやり取りですが、たまに切符に注目してくれたり、冗談を言うような人もいましたけど、そういう瞬間があるから、私は有人対応を楽しみの1つにしているところがあります。窓口が好きな理由の1つですね。

    今回は駅員さんもそうですが、船引のお店の人、舞鶴の同業者の人、加古川線の運転士さんら、旅先の一期一会も多く経験しました。一度いい出会いがあるとその先のことが楽しみになって、その期待に適度に応えてくれるから、私は旅を、旅で出会う人を好きになるのです。

    私は昨今の窓口廃止の流れに関しては、券売機で窓口と同じくらい綺麗な切符が作れるようになればそれで良いという立場です。まぁ切符の差なんて普通に生きてたら気付きませんが…()
    あと、10時打ちができるようにならないと、全くやりたい旅行ができなくなる可能性もあるのでそこですね。基本的にはその2つが満たされればいいと思ってますが、満たされないから窓口派に回っているのであるのと、結局は窓口が無くなるのとによる対人対応のチャンスが減ることが嫌なんだと思います。

    今回の旅で行ったところのように窓口の密度がおかしい場所、逆になさすぎてヤバい場所など色々ありますが、詰めすぎでも集め過ぎでもなくちょうどいい形を、JRが示してくれたらなと思いました。
    そして私はこれからも、出会いを大切に旅を続けられたらいいなと思っています。

    では、あんまり纏まってませんがこの辺で終わりにします。ここまで読んでしまった変わり者の皆さん、お疲れ様でした👋
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